こんにちは

表題の高校生の県大会、
関東予選は初日が雨で中止となり、
3日連続予定の競技日程が変わり、
最終日だけ3日空けて
昨日おこなわれました

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会場は、白子町の共同コート。
いくつかの旅館によって共同で
作られたと聞いた事があります。

この日は、男女の個人戦が
決勝戦までおこなわれました。

女子個人戦は、予定通りに
2回戦まで終了していますので、
この日は1つ勝つと
次が関東大会の切符を掛けた
「関東掛け」の試合になります 

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私の地元の富里高の
鈴木・佐々木ペアも、
この日の初戦を突破して、
おそらく初の個人戦での
関東掛けに挑みました。

対戦相手は、「無敵の小悪魔」
齋木・𠮷野ペア(昭和学院高)
言わずと知れた、
千葉県トップのペアです。

カメラのファインダー越しに、
最初は緊張気味だった
鈴木・佐々木ペアでしたが、
ポイントを取る毎に
緊張がほぐれてきたように見え、
けっこう良いプレーも出ていました

残念ながら、
1ゲームを奪うには至らず、
試合は0-④で敗れましたが、
富里高ペアにとっては、
願っても実現出来る対戦ではなく、
とても貴重な経験だったと思います 

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富里高ペアもそうでしたが、
学校で1ペアしか出場していなくても、
仲間の部員が全員、
応援に駆けつけてくれます。 
素晴らしいなぁ 

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関東掛けの対戦になると、
一気に雰囲気が変わり、
応援にも熱が入ります。

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それぞれの対戦が、
筋書きの無いドラマ。

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マッチポイントを握り、
あと1点で関東大会。
しかし、その1点が遠い。

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逆に、マッチポイントを握られ、
苦しい状況に追い込まれても、
仲間の応援に気持ちを奮い立たせ、
目の前の1点を必死に取りにいく。

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3年生にとっては、
これが最後となる
関東大会出場を掛けた戦い。

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しかし、誰もが挑戦者。
コート内では情熱が
ぶつかり合っていました。

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ここへ来るまでには、
それぞれのペアに物語りがあり、
そして新たなページが書き加わる。

そんな瞬間を目の当たりにすると、
否応無しに胸を打たれます 

関東掛けの一戦が終わると、
少し落ち着きを取り戻し、
そして、クライマックスへと
試合は進んでいきます

一足先に、男子個人戦の
決勝戦がおこなわれました。

準々決勝で1番シードペアを破り、
準決勝では、2日前の
千葉県選手権で優勝した
岡田・高野ペア(木更津総合高)を
破って決勝に駒を進めた
原・西山ペア(昭和学院高)。

対するのは、2番シードの位置から、
同校先輩の山下・松橋ペアを
破って決勝に進出した
遠藤・滝瀬ペア(木更津総合高)。

試合は、おとなしい感じで始まり、
1G目は原・西山ペアが取ると、
2・3G目は遠藤・滝瀬ペアが連取。

しかし、4・5G目は
原・西山ペアが連取して再逆転。

といっても、ゲーム自体は
競ったポイント争奪戦にはならず、
スタート時から淡々と
進んでいるといった感じでした。

6G目。あとが無い遠藤・滝瀬ペアですが、
シッカリとしたプレーで1-④で取り、
試合はファイナルゲームへと突入

プレーの内容は濃いものの、
ポイントは遠藤・滝瀬ペアのリードが広がり、
ファイナルは1-⑦で遠藤・滝瀬ペアが
新人戦での雪辱を果たして優勝 
おめでとうございます 

一方の女子。
準決勝がともに
千葉黎明高ペアと
昭和学院高ペアとの対戦となり、
0-④と3-④という
好対照の得点経過でしたが、
いずれも昭和学院高ペアの勝利。

という事で、同校ペアの
日高・原ペアと齋木・𠮷野ペアの
2年生ペアと3年生ペアとの
対戦となりました。

準々決勝、準決勝と
ファイナルゲームの接戦を
乗り切った日高・星ペア、
決勝までの6試合で、
わずか1ゲーム落としただけの
「無敵の小悪魔」齋木・𠮷野ペア 

2日前の千葉県選手権では、
準決勝で両ペアは対戦しており、
その時は日高・原ペアが
④-1で制して、優勝まで到達

こちらの対戦は、
男子よりは粘っこい
ラリーが展開されましたたが、
それでも④-1、④-1と
日高・原ペアが1・2G目を連取。

3G目は、齋木・𠮷野ペアが
1-④で取り返しましたが、
4G目は再び日高・原ペアが
④-1で取り返し、
ここまでは男子決勝戦のように
ポイントは競りませんでした。

5G目は、齋木・𠮷野ペアが
先にゲームポイントを奪い、
いままでの展開からすると、
あっさり取ってチェンジサイズかと
勝手に先読みしていたら、
日高・原ペアが追いついてデュース。

お互いに1点は取るものの、
2点重ねる事が出来ずに
デュースが連続する
息を飲む展開に変わりました。

P6-6から日高・原ペアに
チャンピオンシップポイントが入ると、
この試合で風上から何度も
ベースライン一杯に入っていた
齋木選手の絶妙な深いショット。

私は、ベースラインに触れたかなと
思いましたが、この試合は
線審も付いており、
線審の手が上がって試合終了。

男子の遠藤・滝瀬ペアに続き、
女子も2年生ペアの日高・原ペアが
千葉県選手権に続いて優勝 
おめでとうございます

<男子優勝ペア>
102
遠藤選手

101
滝瀬選手

104

103

<男子準優勝ペア>
202
原選手

203
西山選手

204

201


<女子優勝ペア>
302
日高選手

303
原選手

304

301

<女子準優勝ペア>
402
齋木選手

404 (1)
𠮷野選手

403

401


それから、独断で選ばせて頂いた
今大会のベストドレッサー賞

BD
福田・川ペア(植草学園大付属高)
襟無し、ショートスリーブの
ゲームウェアが解禁となって、
ファッショナブルになってきました

福田・川ペアは2年生ペアですが
今大会でベスト8に入り、
関東大会での活躍が期待されます

本大会の結果については、
既に高体連のHPに掲載済み。

例の如く、学校ごとの
関東出場ペアですが、

<男子>
木更津総合高 5ペア (優)(4)(4)
昭和学院高  2ペア (準)
西武台千葉高 2ペア (8)(8)
拓大紅陵高  2ペア (8)
千葉黎明高  2ペア
日体大柏高  1ペア (8)
敬愛学園高  1ペア
千葉南高   1ペア

<女子>
昭和学院高  4ペア (優)(準)(8)
植草学園大高 4ペア (8)(8)
千葉黎明高  3ペア (4)(4)
千葉聖心高  3ペア (8)
敬愛学園高  1ペア
千葉商業高  1ペア


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あ、ここちゃん と ここちゃんだ 

さてさて、長~い連休も終わり、
怠けた身体に鞭打って
動き出さなければ・・・・

では、また~

<大会情報>
5月11日  中学生選手権印旛郡大会
男子  八街スポーツプラザ
女子  中台運動公園