こんばんは 

今日も日差しが強かったですねぇ
聞いた話しですと、
5月の紫外線量はかなり多く、
9月より強いそうです

気温は、30度越え連発の
9月の方が暑いのですが、
日焼けに関しては
5月の方が要注意だそうです。
ま、私には関係ないか 

先日、愚息の後輩から
印旛郡市民体育大会の
市町チームの代表選手として
ソフトテニス競技に出場したい
という相談がありました 
(富里市ではありません)

毎年のように、
郡市民大会や県民大会に
代表選手として出場したい
という話しを聞きます。

もちろん、悪い事ではなく、
むしろソフトテニスにとって
歓迎すべき話しだと思います 

ちょうど、高校の競技から
卒業したばかりの選手達は、
まだまだ、やり足りないんですね 

ただ、ちょっと複雑で、
わかりにくい部分があります。

選手選考大会などは
実施されていない事が多く、
市民大会などでの実績をあげて
チームの首脳陣に知られているように
ならないと代表選手入りは
難しいかも知れません 

① 千葉県民体育大会
② 印旛郡市民体育大会
③ 千葉県支部対抗戦
④ 千葉県秋季団体戦

これらの4つの大会は、
全て団体戦です。

国民体育大会 (国体) の事は、
多くの方が知っていらっしゃると
思いますが、上記の①は、
その千葉県内バージョン。

国体と同じように
ソフトテニスだけでなく
陸上競技や水泳、
卓球やバレーボール、
柔道などの格闘競技も含め
30を越える競技について
郡・市チームの対抗戦で争われます

そして、②の印旛郡市民体育大会は、
言うなれば国体の印旛郡バージョン。

規模はだいぶ小さくなりますが、
それでも今年は17競技が
実施される予定で、もちろん、
我がソフトテニス競技も実施されます 

従って、①と②は
住民がその市町や郡市チームの
選手となるのが基本。

しかし、③の千葉県支部対抗戦は、
県内各支部の登録選手による団体戦で、
所属クラブが属する支部から
出場する事になります。

例えば、千葉市に住んでいる選手でも、
所属クラブが成田クラブの場合、
成田クラブは印旛郡支部に属するので、
その選手は印旛郡支部チームから
出場する事になり、居住地のある
千葉市支部からは出場出来ません 

そして、④の千葉県秋季団体戦は、
「県クラ」と呼ばれているように、
単一クラブでチームを作り、
混成クラブチームでは出場出来ません。
完全なクラブ対抗戦です。

これらの団体戦では、
参加資格についてのチェックがあり、
例えば勇弥と雄大が大学生の時に、
①の千葉県民大会に当日の
メンバー変更で出場した際には、
二人とも大会当日の受付時に
住民票を提出しましたし、
④では選手が当該クラブで
きちんと登録されているか、
試合当日提出のメンバー表に
氏名が記載されているか
などが厳しくチェックされ、
選手の登録ミスは失格になります 
公式戦ですからね。

話しを印旛郡市民体育大会に戻しますが、、
印旛郡というと9市町なのですが、
注意が必要なのは、
印旛郡市民体育大会では、
成田市を除いた8市町の
対抗戦で実施されるという事 

じゃぁ、成田市はというと、
銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、
そして成田市の5市による
千葉県東部五市体育大会が
別に開催されるのです

今年の印旛郡市民体育大会の要項

今年の千葉県東部五市体育大会の要項

そして、更にややこしいのが、
参加資格が同一ではありません 

印旛郡市民大会では、本年6月1日以前に
住民登録している市民・町民が基本ですが、
千葉県東部五市体育大会では、
在住市民のほかに、在勤者も選手になれます。

更に更に、選手の人員不足を防止する為、
市内の小中学校を卒業した方も
選手となれる「ふるさと制度」や
高校生の参加を限定的に認めたりと、
競技によって取り決めがあります 

さて、私が住んでいるのは富里市。
印旛郡市民体育大会に含まれますので、
話しをこちらに向けます。

こういった選抜チームでは、
選手集めのネックになるのが
参加資格です。

今年の印旛郡市民体育大会の要項の
参加資格については、こうなります。

「6月1日以前に印旛郡内の市町に住民登録
していて、引き続きその市町に居住している
住民は、居住市町の所属として参加できる。
  但し、柔道・相撲競技は、
 ふるさと選手を採用する」


その他にも、アマチュアである事などが
定められていますが、最も大事なのが
住民であるという事のようです。
そりゃぁ、そうですよね

そして更に、ソフトテニス競技の要項には、
高校生は男女とも2名まで出場できる
という競技独自の規程が記載されています。

2年前の印旛郡市民体育大会の要項には、
前記の「但し、柔道・相撲競技は
ふるさと選手を採用する」という文言は
記載されていませんでしたので、
昨年か今年、改正されたのだと思います。

ここに記載されている
「ふるさと選手」というのは、
千葉県民体育大会の要項に記載されている、
出身小学校または出身中学校の
所在地の市町チームで出場する
選手のことを言います。

「ふるさと選手」もOKとしているのは、
居住住民という範囲では、
選手を思うように集められない
という背景があるからです 

スポーツの競技というと
だいたいが中学や高校の部活が
もっとも競技者が多いと思います。
ゴルフなんかは社会人の方が多いかな

印旛郡市民体育大会の
ソフトテニス競技に出場するには
最少でも6名の選手がほしいですし、
出来れば8名の枠を満たしたい。

が 
人口が10万人くらいの市でも、
代表チームを作ろうとすると
人集めには、かなり苦労するそうです 

手練れとは言えなくとも、
当該競技の実戦をするくらいの
ルール知識や技量は必要なわけですから
その辺りを歩いている人でも、
とにかく誰でも良いとはいきませんよね 

選手を集めるのが厳しい事もあり
そこで囁かれるのが
「越境選手」の噂。

ようするに、他市町の住民が、
居住地を偽って出場する事です。

印旛郡市民体育大会の決まりでは、
「越境選手」は失格ですし、
そのチームも失格になります。

印旛郡市民体育大会に
適格に出場されている選手は、
印旛郡内に居住している住民ですので、
当然ですが、千葉県民大会の
印旛郡市チームの参加資格をも
有している事になります。

千葉県民大会ともなると、
選手集めも頭数だけではなく、
技量の方もだいぶ考慮されますから、
印旛郡市民体育大会で
活躍された選手は、県民大会の
印旛郡市チームにスカウトされます 

昨年もそんな話しが持ち上がり、
印旛郡市民体育大会に
参加していたのだから、
県民大会でも印旛郡市チームで
出場して頂こうとなりましたが、
妙な噂もあるという話しが出ました。

妙な噂とは、越境選手では?という噂。
そこで住所を確認しようと
なりましたが、その前に年齢の問題で
選手として採用出来ないと判り、
それ以上は進みませんでした

ソフトテニス競技の場合、
例えば、富里市で生まれ育ち、
富里中学校や富里高校を卒業していて
ご実家が現在も富里市内にあっても、
選手本人の現住所が
お隣の酒々井町なら、
印旛郡市民体育大会には
酒々井町チームの選手としてしか
出場する事が出来ません。
現状では、そうなります 
(※ふるさと選手OKなら
富里市チームでも出場できます)

そうと判っていながら、
選手を集められずに
越境での出場を依頼するのは、
大きな問題だと言えます。

ですが、選手もそういった依頼を
「すみません、今は住民ではないので」と
しっかり断る勇気を持ってほしいなぁ。

まぁ、今年は令和元年なので、
住民票提出などの
「身体検査」が実施される
という噂も耳にしています。

それで、選手が集められず、
チームを作れずに
出場できないとなれば、
「ふるさと選手」の採用や、
市町内在勤者の採用、
或いは市町内クラブの
登録選手の参加などを
話し合うにも現実的で
切迫した問題だと認識されるでしょ。

当たり前ですけど、
メッチャ強い越境選手は、
すぐに疑われてしまい、
色々と質問攻めに合うでしょう

でも、強い弱いにかかわらず、
ルールに従って出場すべきで、
難しいなら、ルールを改正して
住民や選手が少ない地区でも
失格の恐れの無いチームを
作れるようにすべきです 

スポーツ、とりわけ
競技ともなれば、
せめて明文化されている
ルールを守るべきだと思います。

冒頭にお伝えしたように、
若い選手の中には
地域の代表選手として出場したいと
希望されている選手もいます。

もちろん、技量が足りなければ、
代表選手として採用するのは
難しいという側面はありますが、
そうやって地域の代表選手などは
若い人へバトンタッチしていかないと、
競技者の高齢化が進んでしまい、
気付いた時には、我が町の
ソフトテニス愛好者や競技者は
とっても元気だけど、しかし
全員が高齢者なんて事も
あり得ないとは言い切れません。

それに、若い選手を取り込まず、
固定メンツで数年も経つと、
もう若い世代とは
連絡の取りようすらないという
悲しい状態になっていきます。

昨年、富里市の女子チームは、
シニア世代4人と、
20歳以下4人というチーム構成で
印旛郡市民体育大会に臨みました 

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結果は、優勝  という
考えてもいないものでしたが、
若い選手の能力を
ベテランの選手が見抜いて活用し、
老若混合ペアの活躍が光りました

こうして、一度顔見知りになれば、
市民大会で顔を合わせても
話しをする事なども出来て
より楽しめると思います 

日本一や日本代表を
狙うような選手は、
自分でぐんぐん進んで行きます。

でも、市の代表チームに
入りたいというような選手は、
時には手を引いてあげないと
気付いた時には、いなくなっています。

ソフトテニスに限らず、
競技スポーツは、強い選手だけでは
なかなか広がりを見せません。
競技が好きな選手を
大切にしたいですね 

では、また~