こんばんは

今日は風ビュービューでした 
皆さん、大丈夫でしたか 

先週の土曜日(2月29日)に
千葉県ソフトテニス連盟の
印旛支部 理事会に出席してきました

私の立場はというと、
印旛支部の加盟郡市のひとつである
富里市の理事という立場。

理事といったって
事務所があるわけではなく、
年に2回(8月・2月)開催される
印旛支部理事会に出席する事や
富里市のソフトテニス状況の把握、
といったところが
求められているようです。

一昨年の8月に初参加の理事会。
今回が4回目の出席です。

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本年度(令和元年度)の
会計に関する報告や
大会結果についての報告などがあり、
来年度(令和2年度)の印旛支部内の
大会予定などが話し合われました。

また、前週に
千葉県ソフトテニス連盟の
各支部の役員が集まる
定期代議員会が開催され、
そこで話し合われた内容が
報告されました。

県連役員の改選状況や、
事業費などについて
説明がありました。

県連の収入としては、
選手・審判の登録費や
大会の参加費、日連からの
大会補助費のほか
各支部の加盟分担金もありますが
収支は良いとはいえないようです

千葉県内に20の地区支部と
中体連、高体連、学連の3支部、
合計23支部が加盟分担金を収めます。

中高生を除いた
各支部の会員登録数を見ると、
松戸支部が264名でトップ。

次いで印旛支部の225名、
千葉支部の224名、
柏支部の176名と続きます。

加盟分担金は、
会員登録数によって
金額が変わる仕組みになっていて、
松戸支部、印旛支部、千葉支部は
同額の加盟金を納めているようです。

印旛支部の中でも
各市町に加盟分担金が振り当てられ、
我が富里市は佐倉市や成田市の
5分の1 

も、もしかすると、
富里市民の成人男性で、
今年度、日本連盟に
登録しているのは
私と愚息の二人だけかも知れません

それから、定期代議員会の説明で、
東日本学生選手権で
36名の選手が関与する
不正試合の件について
報告がありましたが、
シングルスなのにダブルスで
試合をしたという報告には
女性陣から「なにそれ?」と
声が上がりました。

この件については
ソフトテニスマガジンでも
記載されていた事もあり、
少し気にしていました。

えーと、だいぶ長文になりますが、
試合観戦も当分できなさそうなので、
ちょっと書いてみます。

不正試合がおこなわれたのは昨年7月1日。
7月20日には日本学連のHP
東日本学生ソフトテニス連盟の
西田会長のお名前で
選手に対する処分などが掲載されました。

その時の文書によれば、
シングルス戦で不正が認められた
17名の選手を失格としたほか、
厳重注意と反省文の提出を
言い渡したとの事でした。

更に8月1日に
日本学連の小原会長のお名前で
今回の事態の中間報告が掲載され、
18名の選手と1名の審判員が
不正試合に関与したと認め、
不正内容もダブルス実施だけでなく、
エントリー外選手の出場なども判明し、
19名以外にも不正をおこなった
選手がいるようだとの事であり、
少なくとも19名の選手には
「暫定処分」として
学連主催大会への出場禁止を
取り決めたとあります。

これによって、
少なくとも19名の選手は
8月5日からのインカレには
出場できなくなった事になります。

更に話しが前後しますが、
不正選手のうち2名の選手が
10月におこなわれる世界選手権の
日本代表選手だったことから
7月19日に同選手の監督さんから、
翌20日には部長さんから文書で
2名の選手が世界選手権を
辞退するという連絡が
日本連盟にあり
交代の選手が選出されています。

話しは戻り、8月23日に
日本学連のHPに
特別調査委員会を設置したとの
文書が掲載され、
早川吉尚 弁護士(立教大法学部教授)を
委員長とする5名の委員が
公表されています。
 
9月30日に日本学連のHPに
特別調査委員会の「第1回答申」と
日本学連の「理事会報告書」の
2つの文書が掲載されました。

前者の中で、特別調査委員会が
学連規約19条に基づいて設置され、
同規約18条7項5号に基づく権限のもと
日本連盟競技者規程5条4号・5号を準用して
前記の「暫定処分」を課して、
これを公表したと記載されています。

え、え~とですね、
学連規約というのは、
ネット上では判りませんでしたけど、
日本連盟の競技者規程は
連盟のHPの「連盟情報」の中の
「諸規定」に掲載されていました

「第1回答申」の最後に
「暫定処分」について
複数の不服申し立てがあったものの、
8月5日(インカレ開会式当日)の
緊急理事会で申し立てを退けたとあります。

また、後者の「理事会報告」では、
31名の選手・審判員に対して、
8月20日から3回に分けて
事実関係の確認と
弁明の機会を設けたとありますが、
「第1回答申」の時をもって
「暫定処分」解除されるべきと
報告がされています。

まぁ、なんとなくですが、
学連側もよく調べているし、
選手側も謙虚に応じていると
そんな印象を持ちました。

それから約4ヶ月後の
今年1月23日、日本学連HPに
特別調査委員会による
長文の「第2回(最終)答申」が
早川委員長のお名前で
掲載されました。

この文書の中で
不正試合の選手達は
そもそも「組み合わせ」が
恣意的であった事を
申し立てていたとの事でした。

同じ出身校の選手同士が
恣意的に同じ山に入れられた
という事らしいのですが、
当然ですが、試合実績による
シード選手やら
大学別は守られていたようです。

また、白子会場はご存じの通り、
分散会場ですので、
監督やコーチの目が
届かない事も原因の
1つとされていました。

そして、ビックリしたのは
シングルスをダブルスで
決しただけでなく、
シングルスの試合中で
選手が交代してみたり、
ジャンケンやオセロで
勝敗を決めていた
ケースもあったそうです

ちなみに、西日本学生選手権の
シングルスは、各地区の
シングルス戦上位者しか
出場する事ができないので、
確か出場選手は64名以下
だったと思いますが、
東日本学生選手権では
申し込めば出場出来るので
400名以上がエントリーする
ドデカイ大会になります。
白子という特殊な会場の
なせるわざかも知れません。

「第2回(最終)答申」の中で、
不正試合を実施した選手の中には
東日本学生選手権は
本気で戦うだけの意味がないと感じたり、
シングルスには出場したくなかった
選手もいたと記載されています 

そして、シングルス強化のために
その手法の再検討として、
「大人」の目が届くところで
シングル戦を実施する事や
組み合わせを恣意的にしないで
公平で公正な編成をする事が
提言されています。

そうだ。組み合わせについては
だいぶ前に学連の役員(学生)に
尋ねてみた事があって、
組み合わせを作る
エクセルが下地のソフトで
決めているという事で、
データを入力してポチっとしたら、
後はパソコンの前で待っているだけ、
そんな事を言っていました。

じゃぁ、ソフトの結果が出たら
全く手を加えないのか?と聞くと、
多少は補正するそうですが、
ニヤリと笑っていましたっけ 

まぁ、ソフト自体がよく判りませんが、
よほどソフトテニスに精通していないと
硬式テニス用とかですと
シード位置も異なっていますし、
ポイント制を重視していると
同校対戦回避の精度は
だいぶ落ちると思います。

長くなってしまいましたけど、
この「第2回(最終答申)」と
それに応じる学連会長の
「理事会報告」をもって
ほぼ終息かと思っていたところ、
約1週間後の2月5日に
この件で初めて日本連盟の文書
掲載されましたが、
これが、なかなか辛辣な内容で、
ちょっとビックリしました。


「東日本学生ソフトテニス
シングルス選手権大会における
不祥事に対する
(公財)日本ソフトテニス連盟の
対応について」

という長い題名の文書。

この文書の中で、
二人の日本代表選手が
世界選手権を辞退した事が書かれ、
日本連盟が当該選手権に出場した
29大学に不正に関する報告を求め、
28大学からの回答を得て
36名の選手が不正に関与していたと
明らかにしています。

日本連盟が公開したこの文書。
法律家が作成したような文書で、
「乃至」(ないし)とか「爾後」(じご)、
「漸く」(ようやく)なんて
難しい漢字が使われています。

そして、「特別調査委員会」を
日本学連会長の私的な
諮問(しもん)会議とみなす
とまで記載されています。

あ、ここも「見做している」
(みなしている)と難しい字。
意味は「推定する」より
「にも等しい」に近いかな、
文書の内容からすると 

この文書の中では、
不正試合多発の原因は
大会運営の欠陥と
真摯に競技する意思のない選手が
大会主催者・共催者の意思によって
(半強制的に)参加している事と断じていて、
選手側だけでなく、運営側にも相応の
処罰・処分があるべきとされています。

この日本連盟の文書は
安道会長のお名前が付されていますが、
文書の中で指弾されている
日本学連の小原会長は
日本連盟の組織図を見ると
顧問というお立場のようです。

同じ組織の会長が役員を
指弾されているのでしょうかねぇ。
もちろん、私のような路傍の石には、
お二人のような方とは
全く面識はありません。

ちなみに、日本連盟と
日本学連の所在地は同一の場所。
電話番号は違いますけどね。

更に、同文書の中で、
日本学連が課した「暫定処分」の
根拠となる規約類が提出されず、
それを明示したものが
一件もない事は極めて奇異とし、
日本学連が民主的に運営されていない
危惧を深くするのみならず、
専横ないし恣意的な運営を
推定せざるをえない、と手厳しい。

そして、「アスリートの尊厳」を
侵害するなどの活動をする団体の
加盟を認めないとされていますねぇ

これに対し、2月24日に
日本学連のHPに
小原会長のお名前で
特別調査委員会を設置した経緯や
設置の根拠となったのは
学連規約18条2.(7)⑤に基づき、
同第19条の手続きを履践して
理事会を決定で設置したとしており、
調査経緯等を公表してきたと
記載されています。
(学連規約の本文はわかりません)

しかし、2月26日には
日本連盟が再び文書を掲載し、
処分について、学連会長と
東日本学連会長の権限が不明確で、
不正行為が多様で軽重があるのに
処分を同一とした理由も不明で、
しかも十分に事情聴取する事なく、
インカレの出場禁止を決めたとしています。

この、インカレ出場禁止については
「回復不能な損害が生ずる処分」とし、
今回の不正の真の原因は
真摯に競技を競う意思のない選手が
シングルス選手権大会に出場する事を
要求された事は明白とし、
その横行を数年も放置した事にも
言及されています。

そして、同時に掲載された
安藤会長の「会長声明」にて
今回の件で選手に課せられた
「暫定処分」は根拠と正当性を欠いた
不公平かつ不当な処分と認め、
インカレ出場禁止を受けるような
違法性は認められないとし、
選手やご両親、ご家族、
所属大学の関係者が受けた
精神的な苦痛が大きかった事に
思いをいたし、これを乗り越えて
躍進する事を期待すると
結んでいます。

東カレは白子開催なので、
2~3回くらい観に行った事がありますが、
シングルス戦は平日だったので、
仕事の後に決勝戦だけ
観戦させて頂いた記憶があり、
もちろん、見応えのある
素晴らしい試合でした 

昨日でしたか
ラグビーのトップリーグの選手が、
違法薬物で逮捕されたのを受け、
所属チームは「沙汰」を待たず、
無期限の活動自粛を発表しました。

アスリートとはいえ、
越えてはいけない一線を
越えてしまう過ちを犯す事は
あり得ない事ではありません。

プロ野球では、刑法違反でも
場合によっては復帰されていますが、
八百長試合や野球賭博に与すれば
追放なんて処分もありましたっけ。

選手のプレーの機会を取り上げるのは
最小限にとどめてほしいと
思いますので、
以前にも書いた事がありますが、
違反した選手については、
社会奉仕活動を与えたらと思います 

自分がプレーする競技をおとしめて
しまうような行動は
しないでほしいと思いますね。
少ないとはいえ、
観客も大事ですよ。
あ、σ(^_^) 私が一番危ないか

では、また~