こんばんは 

ご周知の通り、
とうとう政府から
緊急事態宣言が
11都府県に発出され、
私の住む千葉県も
この中に入りました 。

前々回の記事で触れた
広島市についても、
同様の措置となったそうです。
※1月16日に広島市への
緊急事態宣言の適用は、
見送られました。

これにより、県知事の権限が
大きく引き上げられ、
鏑木の旦那 (森田県知事) は早速、
不要不急の外出と移動の自粛などを
千葉県民に対して要請されました。

その他にも色々と制約等が
呼びかけられましたが、
新聞報道によるところでは、
県立高校の時差登下校や
部活動を平日のみ90分に
限定した上で、対外試合の
自粛要請が発出されたようです。

実際、近隣の中学校では
土日祭日の部活動が禁止となり、
富里市ではスポーツ施設について
中高生には土日祭日の施設利用を
させない事が公表されました。

高校生のソフトテニスでは、
関東インドア大会の女子の部が
東京都で開催予定でしたが延期され、
現在の関東圏内の状況では、
県外への遠征は、恐らく
難しいのではないかと感じます。

あまり明るくない未来ですねぇ
ですが、後ろ向きになっても
いけないと思います。

新型コロナの感染については、
もちろん最大限の警戒が必要ですが、
怖がり過ぎても良くないと思います。

何度か、このブログに記載していますが、
ソフトテニスは屋外コートで実施でき、
というより、ソフトテニスは
屋外が本分ではないでしょうか。

気温が低く、乾燥していて、
紫外線が当たらないインドア環境は、
敵 (新型コロナウィルス) の
最も得意としている環境なのは
もはや疑う余地はなさそうです。

そして、インドアの環境では、
感染が拡大した事例が
次々に報じられているのに対し、
屋外では殆どなく、
やはりインドアは屋外の
数千倍の感染確率だという事も、
事実だと思います。

バレーボールやバスケットボール、
卓球やバドミントンといった競技は、
本来が体育館で実施される競技なので、
リスクをとってもインドアで
実施せざるをえないでしょう。
当然、感染拡大の危険はあります。

それでも、バスケットボールの
国内トップリーグであるBリーグは、
今週末に水戸市でおこなわれる予定だった
オールスターゲームを中止されており、
慎重な舵取りをされている様子です。

私の勝手な思い込みですが、
新型コロナの時代では、
降雪地域を除いて
ソフトテニスをインドアで
プレーするのは、ある種の
マナー違反とすら思えます。

だって、より安全な
屋外で出来るんだから 

インドアならではのプレーがあり、
歴史を重ねてきたインドア大会は
ソフトテニスの特徴的な部分と言え、
特に中高生では試合で結果を出さないと
インドア大会の出場は叶わず、
インドア練習ですら
上級者のステータスとも言えます。

しかし、ウィズコロナの時代、
日常的な生活態様ですら
エッと思うような変革が求められ、
今までの常識を
見直す必要が出てきています。

ワクチンが出てきましたけど、
新型コロナウィルスが
世界から消滅するわけでなく、
『終息宣言』が出されるのは
数年先とも、十年以上先とも
言われています。

そこで、ソフトテニスは
インドア宣言」
してみはどうかと思います。

全中、インハイ、国体などの
実施競技の中で、屋外がメインなのに、
冬期にインドアでプレーし、
トップ選手をインドアに集めるのは
たぶんソフトテニスだけ。

今までの常識では
それは通常の事で、
インドアでのプレーは
ステータスの一つだし、
インドアで培われた技術も
数え切れないものがありますが、
今は少し我慢してみはどうでしょう。

今からでは
難しいかもしれませんが、
例えば3月末の高校全国選抜大会を
屋外会場で実施するとすれば、
まだ未実施の地区インドア大会は
降雪地域を除いて
安全な屋外コートで実施され、
各校とも肩身を狭くして
インドア練習をする必要はなくなります。

そして、来年度からは、
中学の都道府県選抜大会も
高校の全国選抜大会も
屋外会場で実施する事にすれば、
感染の危険が増大する
冬期のインドア環境での練習を
するような事も少なくなり、
選手や教職員の間に
感染が広まるのを防止し、
保護者の観戦も可能に
なるのではないかと思うんです。

中学校都道府県選抜大会、
高校全国選抜大会、
高校全国私学大会、
学生インドア大会、
日本リーグ、
全日本インドア大会。

これらの大会を
屋外コートで実施すれば、
降雪地域以外では
ほぼインドア大会は
なくなると思います。

全日本インドア大会は、
いずれ復活させるまでの間、
ハードコート選手権でもいいですし。

トップの方々が文字通り
リーダーシップを発揮され、
思い切って決めて頂ければ、
多くの選手と関係者の
感染の危険がグッと下がり、
競技の長所を活かした
ソフトテニスの
大きなアピールになると思います 

これを後退とかマイナスと捉えず、
ウィズコロナの厳しい時代を
したたかに生き抜いていく
積極的な戦略としてみては
どうでしょうかねぇ。

今年の冬には、
コロナ禍は終息しているとか、
様子を見て判断しようとか、
判断を先延ばしにすると
機会を失ってしまうかも知れません。
感染を拡げてしまうかも知れません。

屋外コートで全ての大会を実施し、
全ての大会で観客を入れて
特に中高生の大会を減らさないで
盛り上げていきたいものです。

またまた言い過ぎました 
「キジも鳴かずば・・・・」
なんて云いながら 


さて、1月15日は私や愚息にとって
とても、とても悲しい日です。

5年前の1月15日に発生した
軽井沢スキーバス事故に、
高校で長男の1つ年下で
ソフトテニス部の後輩だった
西原季輝君が巻き込まれ夭折。

西原君は、たった8名の
千葉県中学選抜メンバーの一人で、
ソフトテニスの腕前も相当でしたが、
同時に頭脳も非常に明晰で、
現役で法政大学に進まれました。

同大学でも体育会ソフトテニス部で
活躍され、教員になる夢に向かい、
着実に歩を進めていた矢先、
息抜きのスキーへ行く際に、
ご学友9名とともに受難。

西原君とご学友3名、
その他にも大学生9名が犠牲となる
未曾有の大惨事となってしまい、
未だに悲しい記憶は消えません。

01
愚息2年生の時の千葉県私学大会

02
高校の時に、天皇杯覇者の
佐々木選手の話しを聞く部員

同じチームとしては
たった2年間のお付き合いでしたが、
大学の試合会場などで
顔を合わせると、屈託のない笑顔で
私にすら挨拶してくれました。

ギャーギャー大騒ぎしながら、
皆でボールを追いかけていた日々を
私は忘れません。

できれば、できるなら
また逢いたいよ。
いや、逢おうな