こんにちは。

先週の火曜日(13日)と水曜日に
東海学生選手権(ダブルス)、
木曜日に東海学生シングルスが開催され、
その結果を東海学連の近藤選手(中京大)が
送ってくれましたので掲載します

<男子選手権>(ダブルス)
D01

D02

D03


<女子選手権>(ダブルス)
WD01

WD02

<男子シングルス>
S01

S02

S03

<女子シングルス>
WS01

WS02


男子選手権(ダブルス)は127ペアがエントリー。
関東学生選手権(1部)が261ペアのエントリーなので、
おおむね半分くらいのペア数という事になりました。

また、関東のように2部トーナメントはありませんが、
リーグ下位校の選手は出場していないようです。

インカレの切符は16枚。
これも関東の32枚の半分ですね

中京大は26ペアが出場。
全体の約5分の1を占めます
 
結局、16本決めの闘いで
中京大同士の試合となったのが3試合。
そのうち1試合は勇弥でした

ご覧の通り、男子のインカレ切符は
中京大10、愛知学院大3、星城大2、四日市大1 となり、
東海ブロックでの中京大の層の厚さが際立った結果となりました。

ちなみに、関東学生での男子インカレ切符32枚の内訳は、
早稲田大10、日体大7、東海大5、明治大4
中央大3、法政大1、立教大1、國學院大1 でした。

早稲田大は中京大ほど部員数はいないと思いますが、
レベルの高い関東ブロックで10ペアも32本入り。
学校枠が5ペアありますから、中京大と早稲田大は
インカレに15ペア(30人)を出場させる事になります

東海大はベスト16には入っていないものの、
ベスト32までに5ペアが食い込みました。

その層の厚さが実を結んだようで、
つい2日前の入れ替え戦で東京経済大を破り、
関東1部の仲間入りを果たされました。
おめでとうございます

話しを東海学生選手権に戻しますが、
ベスト16に10ペアが入った中京大。
なんとベスト8を独占してしまいました

一報を聞いて、どれもこれも嬉しかったのですが、
特に笠井・田中ペアの8本入りは嬉しかった

笠井選手は勇弥と同じ3年生後衛で右利き。
勇弥も「カサイ」ですので、
右カサイ ・ 左カサイ なんて呼ばれているそうで、
私も初対面の親御さんには「左カサイの父です」とか
「千葉のカサイの父」なんて具合に名乗ったりしています

そして、彼のお母様が急逝されたという訃報を
大学対抗リーグが始まる10日前に知らされました。

お母様とは試合会場で2~3度、お目に掛かっており、
笠井選手の試合をディスクに焼いてお渡したところ、
とても喜んでいられた事を思い出します。

笠井選手はこれまで、あと1歩でインカレ出場を逃していましたが、
今回は初戦で強豪ペアを退けると、
16本決めでは中京大の水野・村井ペア(学校枠獲得)を破り、
さらに8本決めでは2番シードの強豪ペアを破る快進撃

もともと地力がある選手ですので、
このくらいやっても全く不思議ではありませんし、
ペアの田中選手(1年)が実力をいかんなく発揮された事と思いますが、
やはり特別な力が笠井選手の背中を押したんだと思わざるを得ませんでした。
それは・・・・・

会場にいたら、だぶん泣いちゃうだろうな、私。
彼は約20年、勇弥も15年しか母と過ごすことが出来ませんでしたが、
母の姿はいつまでも心に焼き付いているでしょうし、
彼らだけが聞くことが出来る母の声があると思います。

さて、勇弥ですが、
大学対抗リーグを終えてから
腹痛により食事が出来ないとか言い出し、
身体を休めながら、今週を乗り切ろうとメールしておきましたが、
実際には、私が思っていたより重たい症状だったようです。

選手権二日目の4本決めの試合で、
同校の河合・洞谷の2年生ペアに全く歯が立たず敗退すると、
そのまま具合が悪化してしまったようです。

偶然にも、応援にいらしていた中京大の選手のお母様で、
看護師をされているお母様が勇弥の異変に気付き、
すぐにご勤務されている病院へ連れて行って頂いたそうですが、
体温は40度、胃腸が全く動いていない状態で、
高体温が続いたせいか、肝機能障害の数値が現れていたそうです

肝機能障害というと、思い出されるのが一昨年のインカレ直前。
あの時も腹痛から始まって、発熱、そして蕁麻疹ときて、
血液検査をしたら、急性肝炎の所見であえなく入院
その時は、肝臓と脾臓が腫れているという所見もありました。

今回も入院を勧められたそうですが、
本人は恐らく翌日のシングルス戦も出場したくて
無理して病院を後にしたのだと思いますが、
結局、翌日も38度の熱でフラつく状態で、
シングルス戦は棄権せざるを得ませんでした

東海ブロックの学生シングルス大会は年1度。
この大会が西日本学生、全日本学生の予選を兼ねますので、
とにもかくにも出場できなければ、先へは続きません。

といって、無理に出場して勝てるほど甘くありませんし、
もっと体調が悪化してしまえば、
それこそ長期間の戦線離脱が予測されます。

幸い? さすがに本人も試合が出来る体調でない事を自覚し、
ここを棄権し、更に2日後の全日本シングルスも
腹痛が治まらないうえ、体調が万全でないので棄権。

シングルスで言えば、最も重要な2試合を棄権という事になり、
本人も忸怩たる思いをした事でしょう。
それに、ペアの長谷川先輩にもなんと謝ればよいのか・・・

が、これもスポーツ。 
かの錦織選手も、勇弥とはレベルはまるで違いますが、
以前は体調不良で試合を棒に振る事が何度もあったそうで、
本人のたゆまぬ精進によって、強い身体を作ってきたとお聞きしました。
ここから奮発して、インカレでは長谷川先輩の有終の美を飾るべく、
精進してほしいものです 

まぁ、勇弥も実力からすれば、
東海学生シングルスだって
初戦敗退は十分にあったでしょうしね

いずれにしても、体調をきちんと立て直し、
次の試合で全力を出せるようにしないといけませんね。

女子の中京大 河合選手は、
なんと1年生の時からシングルス4連覇 
しかも、今回は団体戦、ダブルスも優勝なので、
トリプルクラウン まさに女王ですね。
おめでとうございます

ちなみに、勇弥を軽~く蹴飛ばして
男子選手権で準優勝された河合選手は、
女子の河合選手の弟さんです。
あと1歩で姉弟優勝だったですね 

中京大は今回、1年生と2年生の活躍がめざましく、
勇弥はあと1年の競技期間があるものの
世代交代の波がすぐそこまで来ているように感じました。
頼もしいと思う一方、なにか複雑な気持ちですね

さて、最後に関東学生の男子の結果を掲載します。
途中経過ですので、学連の方で確認して下さい。

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