こんばんは
雨が降った月曜日は少し寒さがゆるみましたが、
まだまだ寒い日が続きそうですね。

「ソフトテニスマガジン」
ソフトテニス好きの方なら、
一度は手に取った事があると思います。 
月刊の専門誌という事になりましょうか

ウチでは、もう7年近く毎月購読しています。
当時、コンビニでパート勤務だった女房が
そのお店で毎月仕入れてもらって買ってきたのですが、
女房亡きあとも、そのままコンビニで取り置きしてもらっています。

つい先日、お正月のご挨拶にと知人からメールがあり、
年末に発売されたソフマガ2月号に
勇弥の写真が掲載されていると教えていただきました

記事には一通り目を通していたと思っていたのですが、
後ろの方の各地の成績などが掲載されているところに、
10月におこなわれた東海学生リーグと
東海学生選手権(秋)の結果が掲載されていて、
そこに選手権で4本だった
勇弥と宮崎選手のペアの写真が載せられていました

大会は、2ヶ月の前の事でしたし、
直に観戦させて頂く事ができたので、
私の中ではすっかり過去の事になっていて
成績が掲載される事を忘れていました

最初に名前が掲載されたのは、
確か高校2年生の時の関東大会で16本入りした時で、
それから、年に1度くらい成績欄に名前を載せていただきましたが、
写真  が掲載されたのは初めてかなぁ 

毎月のように、写真も名前も大きく掲載されているトップ選手は凄いですね。
まぁ、もうちっと大きな写真で載せて頂けるように
精進するしかありませんな 

さて、そのソフマガ2月号の36ページ、
「何でもゼミナール」というページの中で
例の「カットサーブ問題」について触れられていました。

日本連盟のホームページに掲載された
事業計画案の中に記載された
「肩から下のカットサーブの禁止について検討する」というやつですね。
私は「肘から下で打つ低速高回転サーブ」と勝手に定義しています

このブログでも、11月29日の「むじん化」という記事で書きましたが、
やはり 「ポッと出」 の話しではなく、
連盟幹部の中ではささやかれていた問題だそうで、
特に 「なにゆえに?」という事が
私のような下賎の者には全くわからなかったのですが、
今回の記事でようやく、具体的な経緯がわかりましたね。

記事によると、2013年頃には韓国連盟から提案があったそうで、
昨年のアジア大会の際におこなわれたアジア連盟の臨時総会でも、
韓国連盟からルール改定の提案があったようです。

ルールの改定は、4年に1度の国際ソフトテニス連盟の総会か、
適時おこなわれる臨時総会で議決にあげられ、
加盟国1ヶ国につき1票の投票で決まるそうです

韓国連盟の提案の理由は、
技術的に発展途上の加盟国の選手にとって、
「低速高回転サーブ」に対処出来ない事が
大きなハードルになっているという事みたいですねぇ

ソフトテニス競技の国際的な普及を考えての提案。
そういう事だったんですね。

で、もし議決にかけられた場合、
可決される公算が非常に高い見込みだそうで、
しかし記事の内容からは、日本連盟としては
否決に持ち込むべく多数派工作を敢行する
という事はなさそうですね

というのも、ソフマガの記事では
「観るスポーツ」 という観点ではどうか?と
暗に 「低速高回転サーブ」を用いた戦術では、
観ている者がエキサイティングに感じないという事を
含んでいるように思えたからです

私としては、以前にも書いたように
「ラケットで打つ限り、なんでもあり」
というのが大原則であってほしいと思いますし、
観ていてつまらないからといって、いまさら硬式テニスを追いかけても、
かえってソフトテニスの持ち味が死んでしまうような気がしまねぇ

旨い酒にするのに時間を要するように、
低速高回転サーブに対するレシーブ練習の方法を編み出し、
あるいは少しボールの規定を変更して
今より変形を押さえて弾むようにしたりして、
対処してみたらどうでしょうかねぇ。

それに、どのみち並行陣、
とりわけ中陣より前での並行陣は、
これから増える方向にしかならないと思います。

ダブルフォワードで高いレベルで試合をするには、
厳しい練習を要する事は間違いありませんが、
市民大会レベルの試合を観戦していると、
最近、並行陣をとりいれて成功を収めている例を見かけます。

今まで、分が悪かった相手に対して、
いつものように雁行陣で立ち向かうのではなく、
レシーブからの並行陣を交えたり、
強打の相手後衛に対して、
思い切って中陣ボレーで対応したりして、
成績が入れ替わったりしているようです

ウチの愚息(祥吾)ですら、
並行陣の時は、強敵ペアを相手に
思わぬ勝利を得たりしていましたからねぇ

まぁ、祥吾のレベルですと、
きちんと練習を積んでいる雁行陣にはほぼ勝てないのですが、
それでも、おもわず手を伸ばしたボレーが得点になったりして、
やっと追いついたストロークでは、こうはいきませんから
並行陣に活路を見いだす選手は増えてくると思います

ですので、観る側が並行陣の試合を好きになれなくても、
選手は勝つための戦術として並行陣を採用するでしょうし、
仮に低速高回転サーブが禁止になったとしても、
その流れに歯止めがかかるわけがないと思います。

ソフマガの記事からは、どうすれば議決にあげられるのか、
どの国の提案でも議決にもちこむ事が出来るのか、
その辺りの事は全くわかりませんから、
本当に議決にあげられるのかどうかですね

私はソフトテニスの1つの長所(だと思う)として、
1日で大会が結末する事が多く、
それを1箇所で観戦する事が出来る事だと感じています。

勇弥や祥吾の試合を最初から最後まで
間近で観ることが出来ます。ありがたい事です

先日、テレビで箱根駅伝の選手の密着取材をやっていましたが、
選手のご家族は、ご子息の直前の区間変更にもめげず、
沿道でご子息の勇姿に声援を送られていました。

ご子息が目の前を通り過ぎる、
わずか10秒程度のあいだに、
万感の思いを込めてたった一声を掛けるその姿に
涙もろい私は泣けて泣けて仕方ありませんでしたが・・・・

今年もきっと、感動的なソフトテニスの試合が
たくさんおこなわれると思っています