こんばんは
今日で2月も終わりですね。
早いものです。

明日は祥吾の卒業式。
勇弥の方は19日(土曜日)です。
二人とも卒業は出来るようです
とりあえず良かった。

久しぶりに日本連盟のホームページを覗いたところ、
「ソフトテニスマナーBOOK」というものが
アップされていたので
早速、ダウンロードしてみました。

ダウンロードしたものを
印刷して、よく読んでみました

「マナー」とはとググってみたところ
日本語では「行儀」「作法」となるようです。

根底に流れているのは
「他人を不快にさせない為の気遣い」
という事になるのでしょうけど・・・

地球規模では、常識や習慣が違う場合もあり、
日本では常識的な行動が
他国では非常識な行動になる事もあるみたいですね

さて、「ソフトテニスマナーBOOK」ですが、

①観客・応援者
②選手
③監督・コーチ
④アンパイヤー(審判)
⑤本部・役員

という具合に、
5つの対象者に分けられていました。

一通り読んでみたところ、

①観客・応援者に対して
・相手のミスに対しての拍手や、喜びを表す大きな声は慎みましょう。

②選手に対して
・過度な掛け声や相手のミスに対して、相手が不快になるような言葉
(「ラッキー」「もうけ」等)は相手に向かって発しないようにしよう。

・対戦相手に向かってガッツポーズをして、威嚇するような行動は
しないようにしよう。

③監督・コーチに対して
・相手のミスによるポイントに対して、奇声や過剰なジェスチャーは
やめましょう。また、プレーヤーにも注意を与えましょう。

という点は、共通項のような気がします。
ですが、ちょっと疑問に思うところもあります

この文書の中の 「相手のミス」 ですが、
ソフトテニスではネットを挟んで交互に
ボールを打ち合うわけですから、
少なからず相手の打球の影響でミスが出るわけで、
例えば、定位置のスマッシュを空振りしたり、
何でもないセカンドレシーブをネットしても、
基本的には相手選手や監督に喜ばれ、
相手の応援者からは拍手されます

こちらのミスの度合いが大きいプレーても、
相手の打球の影響がゼロではないので、
ミスを誘った打球を打った結果として
喜んでいるという事になるのだと思います。

完全な?ミスとなると
ダブルフォルトくらいになりますが、
これとて、試合でやらかせば
相手に 「よっしゃ」「ラッキー」 と
喜ばれるくらいは
覚悟しないといけません
現状では。

そして、実力が拮抗したり、
試合が白熱すると、
その傾向は強くなっていくように思います。

数多の試合が You tube とかに
アップされている今日では、
「ちょっとなぁ」という試合も
たくさんあるのも事実ですね。

かなり有名なチームの選手の試合では、
そのチームの関係者とおぼしき観客から
あろう事かイン・アウトの判定に対する
大声の罵声なんかがあったり・・・・

ガッツポーズにしろ
大声で叫ぶ事にしろ、
その選手は相手に向けたものでない
という気持ちであっても、
そもそもネットの方を向いて
派手なガッツポーズをすれば、
相手に向けたものも同然ですし、
中にはネットに駆け寄って
ガッツポーズをする場面もありますから、
これなんかは「闘志をむき出しにして」というより
「明らかなマナー違反」という事になるのかも知れませんね

こうして日本連盟から
明らかな指標が明示された以上、
私もこれからは注意をしていこうと思います

私が観戦中に「うーん」と思うのは、
「サンキュー」 「ありがとう」 系の声。

もちろん、自分のチームの好プレーに対しては
OKだと思いますので、
私は誤解をされないように
「祥吾、サンキュー」のようにしていましたが、
相手のミスに対して
「はいサンキュー、ありがとう!」と発言する
そんなプレーヤーを時々見受けます。

まぁ、当然のことながら、
敵方からの評判は相当よくないのですが、
今までに2度ほど、
そのマナー違反者?のチームメイトに
話しを聞いた事があります。

すると、味方であるはずですが
正直言うと、あまり良く思わないと言っていました
至極当然の感性だと思います。

また、自分が試合の時に
自陣ベンチから相手選手に対して
「サンキュウー」 「ありがとう」 と声がかかると、
むしろテンションが下がってしまう
そんな意見もあった事を思い出します。

「ありがとう」「サンキュー」の他
相手のミスを 「せせら笑ったり」する
いわゆる「小馬鹿タイプ」は
頭の良い学校の選手に多かったりするのも
何か関連があるのかも知れませんね
あくまでも、私の印象ですが。

それと、もう一つ。
ここ最近、聞くことがある「声」ですが
「あるよ」 という掛け声。

最初は「アリョー、アリョー」という
独特の掛け声なのかと思っていましたが、
ファーストサーブがフォルトとなって、
セカンドサーブを打つ前に 「あるよ」 と
声が掛かるんですね

要するに、ダブルフォルトが 「あるよ」 という事を
サーバーに意識させてミスを誘おうという
かなりせこい作戦のようです。

あとは、死んだボール(明らかなアウト等)を
相手前衛めがけてシュートボールを叩き込んだり、
ボール送りにペアの手投げトスを強打してみたり・・・

ワンバウンドで相手選手の胸あたりに
ポーンとボールを送っていく選手を見ると、
心遣いの出来る人物なんだなぁと思います

さて、「ソフトテニスマナーBOOK」を読むと、
選手としては小中高校生、大学生あたりが
対象者となっているような気がしますし、
観客とはその保護者という事になりましょうか

そこで、もう少し具体的に周知させる為に、
ナショナルメンバー、アンダーメンバーには
マナーを徹底させて試合をして頂くようにしてはどうでしょう。

インターハイにしろ、天皇賜杯にしろ
彼らが中心になる事は明らかでしすし、
Youtubeにアップされる試合も
彼らが対戦している事が多いと思います。

ですので、彼らがマナーを徹底的に守り、
冷静な態度で進める試合がアップされるようになれば、
対戦相手や観客を不快にさせる
誤った 「闘志をむき出しに」や
「声だし」の無い清々しい試合とは
こういった試合なのかというのが
誰の目にも具体的になると思いますし、
ジュニアや中学生にも参考になると思います

そう言えば、昨年のインターハイで
初めてソフトテニスを観戦した記者の記事が
読売新聞のスポーツ頁に掲載されていましたが、
「ソフトテニスは、叫ぶスポーツだ」 と書かれていました。

試合の初球から、
ポイントが決まる度に選手が叫ぶ。
そんな事が新鮮な驚きだったようです

それも1つの魅力ではありますが、
「過ぎたるは及ばざるがごとし」 の例えもありますから、
注意しないと、ソフトテニスの魅力を伝えるつもりが
逆効果になってしまうかも知れません。

あ、σ(^_^) 私も、すぐ熱くなりますゆえ、
十分に注意しまする