こんばんは
関東は、穏やかな週末でしたねぇ
ちと、揺れましたが

さて、19日(金)から
熊本市でおこなわれていた
全日本ソフトテニス選手権大会

男子は天皇杯 (天皇賜杯) 
女子は皇后杯 (皇后賜杯)

と言った方が
わかりやすいかも知れません。

言わずと知れた
日本一のペアを決定する
最高峰の大会ですね

結果は既にご存じの通り、
男子は
船水颯人(早稲田大学)
上松俊貴(早稲田大学)ペア、
女子は
林田リコ(東京女子体育大学)
宮下こころ(明治大学)ペアが
優勝されました。
おめでとうございます

男子の船水選手は2年ぶり2回目、
女子の林田・宮下ペアは
まだ大学1年生ながら2連覇 

船水選手、上松選手、林田選手は、
アジア競技大会の日本代表選手。
いわばオリンピック選手ともいえ、
この国のトップの実力を
いかんなく披露されたものと思います

日本連盟のHPに記載されていましたが、
決勝戦はテレビ放映をする為
動画撮影は「禁止」

公開禁止ではなく
撮影禁止ですので、厳しいですねぇ。
放送は10月27日(土)14時から、
NHK Eテレだそうです。

今大会に出場したのは
中学生から社会人まで
男子のエントリーは178ペア。
女子のエントリーは163ペア。

そんな、国内最高峰の大会に
全中大会とかインターハイとかに
全く無関係なレベルで
競技を続けてきた愚息が
出場させ頂く事があるなんてねぇ 

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関東地区の社会人ペアが、
天皇杯に出場するには、
関東選手権の優勝、
東日本選手権でベスト8、
全日本社会人選手権でベスト16
といった結果を出すと
出場切符を頂く事が出来ます。

まぁ、パッと見ただけで、
市民杯とかとは
桁違いのレベルですねぇ

それから、各都道府県に
2枚或いは4枚の切符が与えられ、
各都道府県でおこなわれる
予選大会の結果によって、
天皇杯の切符を頂けます。

千葉県には4枚が与えられ、
天皇杯予選を兼ねた
千葉県選手権大会で優勝、
或いは準優勝なら決定

残りの2枚は、強化委員会の選考等で
推薦2ペアを決定するそうですが、
前述の各選手権大会や
インハイやインカレで
自力で切符を獲得する選手もいるので、
それらを見極めた上で
2ペアを決めると
聞いた事があります。

細かい選考内容は分かりませんけど、
愚息の勇弥と木川選手のペアは、
千葉県選手権でベスト4だったので、
自力で出場を決めた選手を考慮し
今回の出場が許されたようです

出場の知らせを愚息から聞いたのは、
8月の下旬だったと思いますが、
本当にビックリしました

成田から飛行機で約2時間。
遠征というと、長距離運転が
毎度のパターンでしたが、
今回は飛行機 

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熊本空港に近づいて
降下を始めたので
阿蘇山かと思って撮ったら
九重連山の稲星山のようです

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同じ便で何人もの利用客が
ラケットバッグを背負っていて、
レンタカー業者の送迎車は
すぐに満員になってしまい
空港のベンチで小休止。

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熊本空港から車で15分程度で、
熊本県総合運動公園に到着し、
この日は17時までメインコートと
パークドーム(12面)が練習用に
開放されていました

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コートから車で30分程度で
宿に到着して荷物を降ろし、
夕食のために熊本駅近くの繁華街に

アーケードっていうの久々だし、
人が多くて賑やかでしたねぇ。

食事をする場所を決めるのに
ウロウロしていると
天皇杯に出場する
旧知の選手に出くわしたり、
千葉県の選手に会ったりと
なかなか楽しいひとときでした 

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翌朝、元気よく?会場入り。

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お決まりの 
ね、寝るでないっ!
眼を開けぃ 

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会場の熊本県民総合運動公園の
メインテニスコート。

左側に見えているスタンドが
中央スタンドになり、
その向こう側にも
前に見えているのと同じように
コートがあって全16面。

勇弥は、大学2年生の時の
全日本シングルス選手権と、
3年生の時のインカレで、
この会場に来ています。

この日も、徒歩で数分の
パークドームが選手の練習用に
開放されていました。
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開会式はプラカードを掲げた
高校生を先頭に選手入場。
生のブラスバンドの演奏で
行進曲や国歌が流れました。
これは、迫力ありました。

開会式が終わると、
ほどなく試合が開始されましたが、
初戦から高レベルの激戦ばかり

そりゃぁ、そうだ。
全国から180ペア弱なので、
初戦から県選手権の
決勝みたいなものです

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コートの3試合目。
いよいよ河西・木川ペアの
試合開始
対戦相手は札幌学院大の学生ペア。

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1G目は取られて、
2G目を取り返すというスタート。
もちろん、9ゲームでの試合です。

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勇弥に力みがあって、
序盤はストロークが入らずに
ボールを預けられてG1-3 

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頼りになるのは、やはり木川選手。
うまくゲームの流れを変えてくれます。

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こいつも、
ようやくボールが入り出し
こちらのペースでG3-3。

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レシーブゲームが冴えて
一気にG4-3と逆転し、
このまま押し込みたいところですが・・・・

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残念ながら、ファイナル入り。
P1-1からP3-1とリード

しかし、8G目から相手前衛が
勇弥のタイミングに合わせてきて
飛び出しボレーを何発も決め、
このファイナルでも要所で
決められてしまい、
P3-6、P4-6で、
P4-⑦で敗戦でした

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木川選手がペアを
組んで下さったお陰で
こんなところまで来る事が出来ました。
ありがとうございます

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もう、勇弥も今年で25歳。
今回の事を糧にして
ここからグーンと伸びていく
という事は難しいですが、
細々とでもソフトテニスを
続けて欲しいなぁ

実は、勇弥も木川選手も
「ノンキャリ」組。
ジュニアでの競技歴はなく、
中学生からソフトテニスを始めました。

しかし、全中大会、インターハイ、
ハイジャパ、JOC、日中韓、国体等々と
トップ街道を歩んだ怪物、木川選手。

天皇杯も、大学4年生の時に
3位という実績がある木川選手 

当然のことですが、凡人の愚息は
そのどの大会にも出場しておらず、
1歳年上の木川選手の背中を
遠くの方に見ながら歩んできました。

あまり器用な方ではなく、
ずっこけながらやってきましたが、
中学、高校とペアを組んでくれた雄大や、
多くの先輩やテニス仲間達に
支えて頂けたお陰で、
ここまでやって
こられたのだと思います

先日の富里市長杯の開会式で、
富里市連盟の小暮会長が
勇弥の事を天皇杯に出場すると
紹介してくれたのですが、
もう勇弥の事を知っている
現役中学生は誰もいませんけど、
同じ中学校の先輩だと知って
選手達が拍手をしてくれたのも
嬉しかったですねぇ

その愚息の母校、
富里中学校の
選手達が出場した
千葉県中学校新人戦が
この土日でおこなわれました

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中学生の県大会は、
応援の選手も保護者も多く、
千葉県総合SCコートは
いつも賑やかです

土曜日には個人戦がおこなわれ、
富里中男子ペアは
3回戦まで進みベスト32

富里中女子ペアは
ベスト32と64 

男女とも初戦を乗り切り、
地力が付いてきているように
思いました 

11年前の勇弥&雄大は、
2回戦で終了でした

日曜日は、男女の団体戦。
富里中は女子チームが
印旛郡地区の優勝校として出場。

前日の個人戦に、
富里中は前述のように2ペア、
対戦相手の八幡中は1ペアで、
個人戦の結果からすると
有利かなぁと思ったのですが

残念ながら団体戦は
1-②で敗れてしまいました

でも、男女とも
この県大会の会場に来られた事は
今後に活かす事が出来るので、
次戦が楽しみです

中学生の県新人戦の結果は、
既に千葉県中体連のHP
掲載さえれています。

では、また~